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ウォッチメン/愛を読むひと/グラン・トリノ

昨日は『ウォッチメン』を観てきました。
もー、私こういうハリウッド映画は本当に…NGです。
日本でも3月28日から公開されてますが、こっちでは昨日で最後でした。

とにかくアメリカン・コミックベースの作品が苦手なんだと思います。
知識ないと楽しめないし、全然面白くない。
ロールシャッハのキャラクターだけ良かった、と思うくらいかな。
3時間、疲れていたこともあってとっても長く感じました。
でも、好みの問題なので映画の出来がどうこういうつもりは全くナシ。
別の観点から観たらもっといいんでしょうけどね。

で、先週はケイト・ウィンスレットがオスカーをとった『愛を読むひと』を。
しかし、原題は"The Reader"でいいのに、
メキシコでのスペイン語タイトルは"Una pasión secreta"(秘密の情熱)ですよ。
どんなポルノ映画ですか。しかも最初の方はまあそんな感じですが。
El lectorでいいのに。たぶんスペインでは

ケイト・ウィンスレットは、実はなんか下卑た雰囲気を感じてどうも好きになれないのです。で、連れにじゃあ代わりに誰だったら良かったか、と聞かれて、ニコール・キッドマンでも良かったんじゃないか、と適当に頭に浮かんだ女優の名を答えたのですが、後で調べたら当初はニコール・キッドマンだったけど妊娠で降板したんですってね。なるほど。イメージ的にはやっぱりあってたんだ。

でも、ケイト・ウィンスレットのあの肉感的な感じがなかったら、映画は全然違うものになってたでしょう。彼女ナシには考えられない映画、といわれるのもわかります。

あと日本で『GIRLS★GIRLS』(原題はMädchen, Mädchen) として公開されたドイツ映画に出てたKaroline Herfurthが出てて、あ! あのコだ! とすぐ思い出せたのが印象的でした。『GIRLS★GIRLS』なんて全然有名でも、そんなにいい映画でもないし、2001年だからもう7,8年前に1度見ただけの女優さんなのになんかインパクトがあったのですね。顔と演技に。ケイト・モスみたいな顔。

で、『愛を読むひと』なかなか良かったです。

ベストセラー『朗読者』を、『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』などのスティーヴン・ダルドリー監督が映画化。映像も美しく、構成も巧み。全て英語なことにのみ違和感があるけれど、まあそれはしょうがないでしょう。第二次世界大戦後の戦争の傷跡がなまなましく残る西ドイツを舞台に、ホロコースト裁判とそこで交差する男女の人生を描いた物語。時代に翻弄される人の愚かさが、せつなく浮かびあがる映画です。

泣きましたしね。ぼろぼろ。
ストーリーに感情移入してしまった。

解説に年齢差のある男女の情熱の恋、とか、全てを捨ててでも隠したかった秘密、とかありますが、そういう安っぽさではない、と。

性、とか、恥、とか罪、とか、年齢、時間とか、様々なボーダーラインが異なることからの哀しくせつないすれ違い。

誰と誰の人生が偶然に重なったり交差するかは誰にも予測できない。いつの、誰との思い出や出会いが掘り起こされてまた重なるかもわからない。そしてそれが誰にどんな影響を及ぼすかも。

女性側からの視点はあるようでない。あくまでも視線は男性からと観客から。でも彼女の感情の動きは波打って伝わる。

愛、かどうかはわからない。でも離れられない、強い強い引力。

しかし、こういう小説ベースの映画ではよく感じるのですが、ひとの人生を銀幕で2時間前後で見せるのはとても難しい。ある視点と基準で人生が切り取られ、編集されることの面白さとせつなさも強く感じました。結婚したなら妻だって重要なはずなのに一切出てはこないし。重要ではないからなんですが、重要ではない、と誰かが誰かの人生から切り取られることってせつない。

自分で自分の人生を2時間にまとめるとしたら、どこをクローズアップして、どこを切り取るんだろう。あるいは他人がするとしたら。誰が脇役として登場し、誰が切り取られるんだろう、と。

日本では6月19日公開です。

『グラン・トリノ』もその前に観ましたが、まあこっちもなかなか良かったなあ…。粗も目立つけど、いい映画。こういうハリウッド映画なら見たいもんです。こっちは日本では4月25日より。
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テーマ : アカデミー賞/映画賞関連
ジャンル : 映画

何度も観ると感想も変わるもの

先週、『El otro lado de la cama』『Los 2 lados de la cama』 を続けて観て、そのまま懐かしくなって、お気に入りの『ハバナ・ブルース/Habana Blus』を。

何度も観てるのに、最後には感情移入して泣いちゃいました、が。やっぱり最初の感動は少し色あせてきてます。フェルナンド・レオンの映画にもいえるけど、いい映画なんだけど、映画のつくりの荒さ(ストーリーの流れが正しいかとか、カメラアングルから、編集から音から…)が目立って気になってもしまう、ということ。突っ込みどころもいろいろあるということ。特に、途中の挿入音はひどいな、と。安物感が溢れすぎてしまうテレノベラ的な音。15年前のアメリカのドラマ、ビバリー・ヒルズにでも使われそうな音、はやっぱり抵抗があります。メインの曲たちも、キューバで生み出される曲のレベルを考えると…。

ま、全体に浅くて、シンプルで、若者っぽくて。
今観ると、ポップさが中途半端に終わっているのが辛い。
でもそこが良かったりもするんですけど、でも映画として高く評価されない原因も良く分かるよな、と。

やっぱり映画を知りたいと思うとある程度本数観ないといけないもんですね。

他との比較の中で映画を語ったり、感じたりすることを義務のように思わなくてもいいじゃないかと思ったりもするのですが、やっぱりそうとも言い切れない。

せめて、その映画が作られるようになった背景(年代なども含めて)、賞など評価、同ジャンルにほかにどんな作品があるか、監督、俳優などのベーシックな知識はあった方がいい。特にこうやって、ある程度ジャンルを絞って観たい場合には。しかし、名作やハリウッドを知らないと、それはそれで偏ってしまう気が…。

『El otro lado de la cama』『Los 2 lados de la cama』 にしても、こういうジャンルが今までスペインになかった、とか。同性愛など含めて、女性の社会的位置や男女間での位置が変わっていくときのもの、とか思うとすごく面白いんですけど、やっぱり音楽のひどさは耐えがたかったり。特に『Los 2 lados de la cama』 。私の年代のラテン系の人が見たら、皆懐かしがって歌いだす、という名曲ばかり、らしいです。それを知らない時は、無理やりすぎて、『El otro lado de la cama』のようにオリジナルの方が良かったんじゃないか、と思いましたが、まあ2作目としては逆にそれが良かったんだろう、というのは今になってわかります。ただし、歌が下手すぎ。『El otro lado de la cama』の方がそれぞれの役柄にあってたせいか、まだよかったけれど、名曲のカバーを歌うにはアレンジも歌唱力も貧弱すぎて。

こういう感想や見方は、これからどんどん変わっていくんだろうな…。ま、それを楽しみつつ、最初に観た時の印象も忘れないようにするために、初心にかえって、ちゃんと鑑賞ノートをつけていきたいかな、と思っています。思うだけ…かもしれませんけどね…。

テーマ : スペイン語映画
ジャンル : 映画

可愛い♪映画鑑賞ノート

日本に一時帰国した際に買い込んだノートがあります。

旅、レシピ、読書、映画などの種類があり、
書き込み式ノートブックで、写真や雑誌の切り抜きを貼ったり
カスタマイズがいろいろできるステキなノートです。
布張りのA4の約半分サイズというのも気に入ってます。
ちょっとお値段がするのですが…。

■Life Style Notebook(ライフスタイルノートブック)
http://shop3.genesis-ec.com/search/list.asp?shopcd=17321&itemgrp1cd=03&itemgrp2cd=04&itemgrp3cd=01
http://ivory-laundry.com/stationary/lifestyle.htm

下北沢のお店で見つけて、レシピ帳と映画鑑賞ノートを買いました。
色も選べたので、こちらの色に。
080311_01


映画版はチェックリスト、レビュー、シアターリストなどを書き込めます。
映画館に持ち込んでメモするのに使ってます。
080311_02
080311_03


おまけに、1,2月に買ったこちらの映画雑誌類。
080311_04

映画の題名の訳し方

さて、ハビエル・バルデム。
お母さんやお兄さんとのキスやら
式の後のペネロペ・クルスとのショットなど
つい追ってしまいたくなるゴシップネタも多いのですが、
それは置いといて。

この作品『No Country for Old Men』は
日本語では無難に『ノーカントリー』とされ、3月15日から全国公開のようですね。

メキシコでもスペインでもとっくに公開されているのですが、
地下鉄で4駅くらいの一番近くの映画館では夜の22:30~しか上映せず。
メキシコで一人で観にいくにはあまりに怖い時間と映画の内容です…。
誰か一緒に観に行ってくれる人、もしくはちょっと離れているけど
早い時間に上映しているところに行こうか…。
それとも観なくてもいいですかね?ハビエル・バルデムを観たいということ
以外にはまるで食指をそそられないのですが…。

で、今回改めて気になったのが、映画タイトルの訳し方が
同じスペイン語圏なのに、国によって違う、ということです。
スペイン語圏だから一緒なんだろう、と思い込んでました。

スペインでは
No es país para viejos

ラテンアメリカ圏では
(少なくともメキシコ、アルゼンチン、チリ、コロンビアでは)
Sin Lugar Para los Débiles

内容は実際に観ていないので何ともいえませんが、
後者の方がニュアンスが伝わりやすいような気が。

しかしながら、
スペインのように、英語をそのままスペイン語に置き換えるものが
一般的ではないかと思いますが、
例えば、『ロード・オブ・ザ・リング/The Lord of the Rings 』などは
どこのスペイン語圏でも『El Señor de los Anillos』だと思います。

この辺は、すでに常識なのかもしれないんですけど、
スペインとラテンアメリカ圏では、
訳の仕方もかなり異なるでしょうから、
吹き替え、字幕ひとつとっても、
一緒に作業されることはないのでしょう。

映画雑誌類もスペインのものが手に入るかな、と思ったら
売っているのをみかけたことはまだありません…。
しかし、メキシコやアルゼンチンのような映画大国ならいざしらず
ほかのラテンアメリカ圏ではそれほど独自に動くわけではないのかもしれませんね。

英語圏やほかの言語での映画をどう扱っているか、ということに
今までそれほど目が向かなかったので、今後調べられたら嬉しいです。
(吹き替えにせよ、字幕にせよ、スペイン語圏以外のものは
スペインとメキシコシティ合わせても10本は観ていないと思います…)

もうひとつ。こちらで驚いたのは、スペインの映画界は
映画館だろうと、DVDだろうと圧倒的に吹き替えなのですが
ここ、メキシコではかなり字幕で見られているということ。
私は、スペインではマドリッドなどにいたわけではないので
都市の大きさの違いもあり、一概には比べられないのですが、
映画を観るにも作るにも、ここメキシコ・シティはなかなか
いい環境なのではないかと思っています。

テーマ : 第80回アカデミー賞
ジャンル : 映画

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