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アルモドバル初監督作品『Pepi, Luci, Bom...』

Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón / Pepi, Luci, Bom and Other Girls Like Mom [原題/英題]
※訳:ペピ、ルシ、ボンとその他ありふれた女の子達


Pepi, Luci, Bom02Pepi, Luci, Bom01


[基本データ]
■解説:アルモドバルの長編デビュー作。時代はスペインのニューウェイブの熱狂状態にあり、数々の"ひどい"偶然によって、マドリッドに住む3人娘の運命が変わっていく様子を描く。

■あらすじ:献身的な主婦ルシ、”流行の先端を行く女の子”である彼女の隣人ペピ、小悪魔チックなロック少女ボンという外見上は対照的な生き方の3人娘が出会い、特にルシの人生の方向を変えていく。

■監督:ペドロ・アルモドバル/Pedro Almodóvar
■出演:カルメン・マウラ/Carmen Maura(ペピ)、フェリックス・ロタエタ/Félix Rotaeta(警察官・双子の兄弟) 、オルビド・ガラ/Olvido Gara=Alaska(ボン)、エバ・シバ/Eva Siva=Ana Curra(ルシ)、セリシア・ロス/Cecilia Roth(Chica del anuncio de "Bragas Ponte" )
■脚本:ペドロ・アルモドバル/Pedro Almodóvar
■撮影:パコ・フェメニア/ Paco Femenia
■製作:ぺポン・コロミナ/Pepón Coromina, パストラ・デルガド/Pastora Delgado, エステル・ラムバル/Ester Rambal
■音楽:ミゲル・アンヘル・ポロ/Miguel Ángel Polo
■上映時間:82分
■ジャンル:コメディ
■製作国/地域:スペイン/マドリッド
■公開年度/日本公開年度:1980年10月27日/ 2008年3月1日
※上映会を公開日と呼んでいいのか…。昔の映画祭で上映されたという情報も見かけたのですが…。
■参考WEB:(アルモドバル公式サイトより)
http://www.clubcultura.com/clubcine/clubcineastas/almodovar/esp/peli_pepi.htm
※当時の新聞の批評なども読めます。



[DVD情報]
■DVD購入先http://www.esflamenco.com/product/ja56617270.html
amazon.comなどでも購入できます。ただし日本語字幕無し。



[公開情報]
□東京のインスティトゥト・セルバンテスでは2008年3月1日(土)から、毎週土曜(4月からは金曜も)映画の上映を開始中。残り15日のみ、という情報もあるので要確認。日本ではビデオもDVDも発売(字幕無し)されていない貴重な作品を日本語字幕付きで見られる唯一の機会なので、この機会を逃さずにぜひ。入場は無料!! R18指定 各回 15:00~。
http://tokio.cervantes.es/jp/culture_spanish/culture_events/sabadodecine.htm



[サントラ情報]
ボンを演じるAlascaが歌う様子、映画のシーンも見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=bFSVj-MzwwU
http://www.youtube.com/watch?v=3HSl6WyR3uY&feature=related
ちなみにルシ役の子も歌手Ana Curra
http://www.youtube.com/watch?v=o4bB8Vds8k4
http://www.youtube.com/watch?v=cYdQIszjX30



[REVIEW・CRÍTICA]
■鑑賞日:2007年12月19日(VHS・大学・一人)
■勝手に評価:[★★★--]
■勝手にジャンル:【恋人とは観たくない映画】【一人で観たい映画】

□スペインを去る前日に、スペインでの最後の映画として観た。DVDやビデオでも手に入れるのが難しい上、日本では唯一字幕付きでリリースされていないアルモドバル映画だと思ったから。また、授業中での先生のプッシュもあり…。その後のスペイン映画の方向性に影響を与えた作品だから、というのもある。

□フランコ時代に規制されていたことを片っ端からやってみた感じ。この時代に、このぶっ飛び具合は信じられないけれど、これがスタートなのかと思えば、その後がわりと納得できるかも。映画館で上映されるような作品としては無理があるかも。一緒に見る人を選ばないとかなり気まずくなる可能性大。

[メモ]
□La Movida madrileñaとは、直訳として”マドリッドの活動”。言い換えればスペインのニューウェイブという言い方がわかりやすいのかな。スペインのフランコの死後の移行期(1975-78年)の頃ら 80年代の最後まで続いたカウンターカルチャーの運動のこと。音楽だとMecanoとか、この映画でボンを演じるところのOlvido Gara ことAlaskaだったりし、映画といえばまさしくこの映画となる。
75年のフランコの死まで続いたファシズムの時代の激しい反動。
特に映画に限っていえば、厳しい検閲の時代が長く続き、性的表現の一切の禁止、例えばカップルが同じベットの上に横たわったシーンさえ撮影してはならず、同性愛はもちろん、反政治的・反キリスト教的なメッセージを含むものも一切禁止だったことへの反発。

私にとっては、そもそも70年代後期から80年代の世界的な空気そのものが、まだあまりにも子どもだったせいでそれほどピンとこないのだが…。

□映画はアルモドバルがテレフォニカ(スペインのNHKのようなもの)で働いていた1978年から16ミリの短編映画として撮影され始めたが、経済的やテクニック的な難しさで80年に公開の運びとなり、売却されて35mmにブローアップされて公開、注目を浴びる。Movida madrileñaを描きつつ、この映画自身もムーブメントの代表作になる。低予算作品とあって、ほぼ全員が映画初心者だったが、すでに活躍していた女優カルメン・マウラによって長編になったという。

□カルメン・マウラは、この役を演じるには少し老けすぎでは…と思ったけど、1945年生まれで公開当時には35歳と思うと、若く見える方かも。

□『オール・アバウト・マイ・マザー』主演のセリシア・ロス主は劇中CMで登場。全然気づかなかった。
Bragas Ponte
http://www.youtube.com/watch?v=A3NZsAhLZtk&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=arHZMhQvGek&feature=related


[↓↓ネタバレコメント・メモはコチラ↓↓]

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